『現代女性とキャリア』
2024年 第16号 『現代女性とキャリア』刊行
日本女子大学現代女性キャリア研究所では、2024年度『現代女性とキャリア』第16号を刊行いたしました。
『現代女性とキャリア』第16号によせて 永井 暁子
シンポジウム 「女性が働く意味を問う」
【お知らせ・所長登壇】子育て世帯の豊かさ・幸福の向上につながる多様な働き方の選択肢が創る川崎の未来
11月3日(日)開催
Colors,Future! Summit 2024 KAWASAKI に永井所長が登壇いたします。
公式サイトはこちら
【子育て世帯の豊かさ・幸福の向上につながる多様な働き方の選択肢が創る川崎の未来】
・A会場-2(12:00-13:30)
日本全体として共働き世帯が増えている中で、出産・子育てしやすい環境が求められている。
子どもの成長ごとに生じる家庭での対応に加えて、近年では子育ての質が変化している。
この現実に向き合う子育て・共働き世帯が求める、豊かさ・幸福とは?働き方とは?その先にある川崎の未来とは?
参加方法
こちらのページよりお申込みいただけます。
NEWS LETTER RIWAC 2024 vol.15
シンポジウム「女性が働く意味を問う」/研究会「遺族年金を考える」/研究会「女性と政治」/研究会「性暴力と男女不平等社会」/SPSSワークショップ/ワークショップ「夏のキャリアスタートアップセミナー」など
2023年 第15号『現代女性とキャリア』刊行
『現代女性とキャリア』第15号によせて 永井暁子
シンポジウム
2022年 第14号『現代女性とキャリア』刊行
『現代女性とキャリア』第14号によせて 坂本清恵
シンポジウム
NEWS LETTER RIWAC 2023 vol.14
男性育休のいま ─育休制度30年を迎えて─/研究会「フランスの女男職業平等政策」/研究会「女性のリカレント教育とコロナ禍が照らし出した新たな状況」/研究会「日本における女性音楽家の職業生活に関する調査報告」/研究会「Families in Israel: Between post-modernity and conservatism」/研究会「子どもを持つ就業者のコロナ禍の家事・育児時間と働き方」など
News Letter 発行しました
シンポジウム「コロナ時代の女性の就労とリカレント教育」/研究会「未来を創る「主体的な学び」を実践する~Future Skills Project研究会の挑戦~」/研究会「ダイバーシティ経営と人事管理」/研究会「ハローワークから見た女性の中途採用について~マザーズハローワークおよび人材確保対策事業の取組~」/研究会「平塚らいてうのまなざし」/研究会「リカレント教育の現状」など
【所長登壇】私大連フォーラム2021 「複雑化する社会における社会人の学びの新たな潮流とリカレント教育」
本研究所所長の坂本清恵が登壇いたしております、一般社団法人 日本私立大学連盟主催のフォーラム「複雑化する社会における社会人の学びの新たな潮流とリカレント教育」がオンデマンド配信により公開されました。下記のURLより、どうぞご覧ください。
ご案内文(一般社団法人 日本私立大学連盟HPより抜粋)
これからの時代は、学校教育段階の学びで得た知識にとどまるのではなく、恒常的なスキルアップや知識のアップデートを行い、生涯にわたり学び続けていくことが強く求められます。
今年度の私大連フォーラムは、いま国や企業から関心が寄せられる大学のリカレント教育について、その現在地を確認するとともに、これからの社会の形に応じたリカレント教育のあり方について、私立大学の特色である多様性の視点から考え、その様子をオンデマンド配信により公開いたしました。
URL
https://www.shidairen.or.jp/activities/forum/
2022年度シンポジウムのお知らせ
来る12月3日(土)、「男性育休のいま―育休制度 30年を迎えて―」と題するシンポジウムを開催いたします。多方面のパネリストもお招きし、議論を深めてまいります。ご多忙の折とは存じますが、どうぞご参加ください。
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テーマ:男性育休のいま―育休制度 30年を迎えて―
日時 2022年12月3日(土) 10:00~12:40
開催方法 対面(日本女子大学成瀬記念講堂)、オンライン
シンポジウムプログラム
10:00-10:05 開会の挨拶 篠原聡子(日本女子大学学長)
10:05-10:10 趣旨説明 坂本清恵(日本女子大学現代女性キャリア研究所所長)
第一部講演
10:10-10:30 講演「男性の育休:求められる背景と課題」
武石恵美子(法政大学教授)
10:30-11:10 講演「男性育休先進国スウェーデンの実践的な取り組み」
高橋美恵子(大阪大学教授)
第二部事例報告・パネルディスカッション
11:10-11:25 「より誰もが働きやすい環境をつくる「なりキリンママ・パパ研修」等のご紹介」
豊福美咲氏(キリンホールディングス株式会社)
11:25-11:40 「清水建設における男性育休取得推進への挑戦」
西岡真帆氏(清水建設株式会社)
休憩(10分)
11:50-12:30 パネルディスカッション・質疑応答
コーディネーター 武石恵美子(法政大学教授)
パネリスト 高橋美恵子(大阪大学教授)、豊福美咲氏(キリンホールディングス株式会社)、西岡真帆氏(清水建設株式会社)
12:30-12:35 閉会の挨拶
シンポジウム報告「コロナ時代の女性の就労とリカレント教育」
12月18日(土)にシンポジウム「コロナ時代の女性の就労とリカレント教育」を開催いたしました。今回は、女性のリカレント教育に取り組む「リカレント教育推進協議会」主催、現代女性キャリア研究所共催として、大同生命保険株式会社様にもご支援いただきました。
シンポジウムでは、ウィズコロナの時代に女性が自身のライフステージをいかに切り開いていけばよいのかということを探るため、基調講演と多方面にわたるパネリストによるディスカッションが行われました。
まず、連合総研(公益財団法人連合総合生活開発研究所) 主幹研究員の中村天江先生から「雇用流動化と働く人の「ボイス」」と題して、自分らしく自律的にキャリアを築いていくためには、多岐にわたる労働条件などについて会社に希望を伝えることが大切であるとのお話がありました。豊富な調査結果の分析を通して、諸外国と日本の状況との比較、個別交渉(i deals)で希望が実現する可能性が高い労働条件などをご紹介いただきました。
続いて、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 執行役員 矢島洋子先生からは、「ジェンダー平等の推進とリカレント教育」として、日本の女性労働に関する調査結果からライフステージに応じて変わる働き方、男女の賃金格差、育児期の女性の育成などについてご説明いただきました。また、企業内でキャリアアップを支援する仕組みや必要性などについてもご紹介いただきました。
その後のパネルディスカッションでは、日本女子大学の坂本清恵先生、関西学院大学の船越伴子先生、明治大学の井田正道先生、京都光華女子大学の加藤千恵先生による4大学のリカレント教育の取組みのご報告を踏まえ、矢島洋子先生をコーディネーターとして5名のパネリストによる議論が行われました。今後も女性の就労支援ニーズに応えるため、各大学間の連携の方向性などについて検討がなされました。
今回のシンポジウムは、コロナ感染症対策によりウェビナー開催となりましたが、全国から約130名の方がご参加下さりました。年末のお忙しいなか、ご参加いただいた皆さま、関係者の皆さまに改めてお礼を申し上げます。