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2022年度シンポジウムのお知らせ
来る12月3日(土)、「男性育休のいま―育休制度 30年を迎えて―」と題するシンポジウムを開催いたします。多方面のパネリストもお招きし、議論を深めてまいります。ご多忙の折とは存じますが、どうぞご参加ください。
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テーマ:男性育休のいま―育休制度 30年を迎えて―
日時 2022年12月3日(土) 10:00~12:40
開催方法 対面(日本女子大学成瀬記念講堂)、オンライン
シンポジウムプログラム
10:00-10:05 開会の挨拶 篠原聡子(日本女子大学学長)
10:05-10:10 趣旨説明 坂本清恵(日本女子大学現代女性キャリア研究所所長)
第一部講演
10:10-10:30 講演「男性の育休:求められる背景と課題」
武石恵美子(法政大学教授)
10:30-11:10 講演「男性育休先進国スウェーデンの実践的な取り組み」
高橋美恵子(大阪大学教授)
第二部事例報告・パネルディスカッション
11:10-11:25 「より誰もが働きやすい環境をつくる「なりキリンママ・パパ研修」等のご紹介」
豊福美咲氏(キリンホールディングス株式会社)
11:25-11:40 「清水建設における男性育休取得推進への挑戦」
西岡真帆氏(清水建設株式会社)
休憩(10分)
11:50-12:30 パネルディスカッション・質疑応答
コーディネーター 武石恵美子(法政大学教授)
パネリスト 高橋美恵子(大阪大学教授)、豊福美咲氏(キリンホールディングス株式会社)、西岡真帆氏(清水建設株式会社)
12:30-12:35 閉会の挨拶
シンポジウム報告「コロナ時代の女性の就労とリカレント教育」
- 日付:
- 2021年12月18日(土)
12月18日(土)にシンポジウム「コロナ時代の女性の就労とリカレント教育」を開催いたしました。今回は、女性のリカレント教育に取り組む「リカレント教育推進協議会」主催、現代女性キャリア研究所共催として、大同生命保険株式会社様にもご支援いただきました。
シンポジウムでは、ウィズコロナの時代に女性が自身のライフステージをいかに切り開いていけばよいのかということを探るため、基調講演と多方面にわたるパネリストによるディスカッションが行われました。
まず、連合総研(公益財団法人連合総合生活開発研究所) 主幹研究員の中村天江先生から「雇用流動化と働く人の「ボイス」」と題して、自分らしく自律的にキャリアを築いていくためには、多岐にわたる労働条件などについて会社に希望を伝えることが大切であるとのお話がありました。豊富な調査結果の分析を通して、諸外国と日本の状況との比較、個別交渉(i deals)で希望が実現する可能性が高い労働条件などをご紹介いただきました。
続いて、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 執行役員 矢島洋子先生からは、「ジェンダー平等の推進とリカレント教育」として、日本の女性労働に関する調査結果からライフステージに応じて変わる働き方、男女の賃金格差、育児期の女性の育成などについてご説明いただきました。また、企業内でキャリアアップを支援する仕組みや必要性などについてもご紹介いただきました。
その後のパネルディスカッションでは、日本女子大学の坂本清恵先生、関西学院大学の船越伴子先生、明治大学の井田正道先生、京都光華女子大学の加藤千恵先生による4大学のリカレント教育の取組みのご報告を踏まえ、矢島洋子先生をコーディネーターとして5名のパネリストによる議論が行われました。今後も女性の就労支援ニーズに応えるため、各大学間の連携の方向性などについて検討がなされました。
今回のシンポジウムは、コロナ感染症対策によりウェビナー開催となりましたが、全国から約130名の方がご参加下さりました。年末のお忙しいなか、ご参加いただいた皆さま、関係者の皆さまに改めてお礼を申し上げます。
2021年度シンポジウムのお知らせ
来る12月18日、「コロナ時代の女性の就労とリカレント教育」と題するシンポジウムを開催いたします。多方面のパネリストもお招きし、議論を深めてまいります。ご多忙の折とは存じますが、どうぞご参加ください。
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テーマ:コロナ時代の女性の就労とリカレント教育
ウィズコロナ時代に、女性が自身のライフステージをいかに切り開き、充実させて いけばよいのか。 新たな学びをとおしてキャリアをサポートする「女性のためのリカ レント教育推進協議会」と、キャリアをとおして女性の生き方を研究する「日本女子大学現代女性キャリア研究所」が共催のシンポジウムを開催して探っていきます。
日時 2021年12月18日(土) 10:00~12:15
視聴方法 オンライン(ウェビナー)
シンポジウムプログラム
10:00-10:15 開会の挨拶 篠原聡子(日本女子大学学長)
大同生命ご挨拶 大枝恭子氏(大同生命保険株式会社 執行役員)
趣旨説明 坂本清恵(女性のためのリカレント教育推進協議会会長・
日本女子大学現代女性キャリア研究所所長)
10:15-10:40 講演「雇用流動化と働く人の「ボイス」」 中村天江(公益財団法人 連合
総合生活開発研究所 主幹研究員)
10:45-11:10 講演「ジェンダー平等の推進とリカレント教育」矢島洋子(三菱UFJリサーチ&
コンサルティング株式会社 執行役員)
11:15-12:10 パネルディスカッション・質疑応答
コーディネーター 矢島洋子(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)
パネリスト 中村天江(公益財団法人 連合総合生活開発研究所)、坂本清恵(日本女子大学)、船越伴子(関西学院大学)、井田正道(明治大学)、加藤千恵(京都光華女子大学)
12:10-12:15 閉会の挨拶
主催:女性のためのリカレント教育推進協議会
共催:日本女子大学現代女性キャリア研究所」 ※ 大同生命保険株式会社ご寄付
詳細は☞ 2021年度RIWACシンポジウムチラシ
シンポジウム報告「コロナ禍で女性労働を見つめ直す」
- 日付:
- 2021年3月13日(土)
3月13日(土)にシンポジウム「コロナ禍で女性労働を見つめ直す」を開催いたしました。
新型コロナウイルス感染症の影響は、とりわけ女性労働者に大きな影響をもたらしました。コロナ禍によって何が明らかにされたのかについて、多方面の分野にわたるパネリストが、テレワークにおける男女の機会の不平等、コロナ禍における女性の雇用危機、見えてきた課題それらの対応策について、議論を行いました。
まず、シカゴ大学教授の山口一男先生から「新型コロナの影響下での在宅勤務の推進と男女の機会不平等」と題して、コロナに関する調査データの分析結果が紹介されました。コロナ禍では、男女の機会不平等が深刻化している実態が業種、従業員規模等により異なることなどについてご報告頂きました。
続いて(独)労働政策研究・研修機構 主任研究員 周 燕飛先生から「新型コロナと女性の雇用危機」と題し、豊富な調査データの分析から、コロナ禍の雇用への影響が立場の弱い層に集中していることから男性よりも女性に雇い止めなど深刻な影響が及びやすい状況について説明がなされました。その根拠になる調査結果として「新型コロナウイルスと雇用・暮らしに関するNHK・JILPT共同調査」からの知見をまとめてご紹介頂きました。
最後に日本労働組合総連合会 常任中央執行委員 井上 久美枝先生からは「コロナ禍における女性の影響と課題」とコロナ禍におけるジェンダー平等について、日本労働組合総連合で実施した3つの調査、「男性の育児等家庭的責任に関する意識調査2020」、「テレワークに関する調査2020」、「コロナ禍における雇用に関する調査2020」の結果をご紹介頂き、コロナ禍におけるジェンダー平等課題に関する課題と提などについてご報告頂きました。
その後、3名のパネリストに、現代女性キャリア研究所大沢真知子所長をコーディネーターとして加えて、ディスカッションが行われました。パネリストの知見の整理と共に、コロナ禍の女性労働の解決策を中心に議論が行われ、より具体的な対応策が検討されました。
今回は、本学においても、コロナ感染症対策による入校制限のため、本学学生及び教職員の方のみ来場可能とし、それ以外の方々にはウェビナーでご参加いただくという形となりましたが、総勢約120名の方にご参加いただきました。
コロナ感染症の一日も早い収束を所員一同願っております。
2020年度シンポジウムのお知らせ
来る3月13日、「コロナ禍で女性労働を見つめ直す」と題する、シンポジウムを開催いたします。
多方面のパネリストもお招きし、議論を深めてまいります。ご多忙の折とは存じますが、どうぞご参加ください。
テーマ: コロナ禍で女性労働を見つめ直す
日時 2021年3月13日(土) 13:00~14:30
視聴方法 ウェビナー
(前日までにご指定のメールアドレスにURLをお送りいたします)
シンポジウムプログラム
13:00-13:05 開会の辞 大沢真知子(現代女性キャリア研究所所長)
13:05-13:10 挨拶 篠原聡子(日本女子大学学長)
第1部 <パネリスト報告>
13:10-13:30 「新型コロナの影響下での在宅勤務の推進と男女の機会不平等」 山口一男(シカゴ大学教授)
13:30-13:50 「新型コロナと女性の雇用危機」 周 燕飛((独)労働政策研究・研修機構 主任研究員)
13:50-14:10 「コロナ禍における女性の影響と課題」 井上久美枝(日本労働組合総連合会 常任中央執行委員)
第2部 <パネルディスカッション>
14:10-14:30 パネルディスカッション・質疑応答
コーディネーター 大沢真知子(現代女性キャリア研究所所長)
お申込の際は、件名を「シンポジウム申込み」とし、
氏名・連絡先・所属(ある場合のみ)をご記入の上、
下記アドレスにメールでお送りください。
riwac()fc.jwu.ac.jp
※ ()を@に変えてお送りください。
詳細はコチラ
★シンポジウム終了後、所長 大沢真知子教授の最終講義を行います。別途件名を「最終講義参加申込み」とし、お申込みください。詳細はトピックスをご覧ください。
2019年度シンポジウム
- 日付:
- 2019年12月14日(土)
- 時間:
- 13:00~16:30(開場:12:30~)
- 場所:
- 日本女子大学(目白キャンパス) 成瀬記念講堂
- 参加費:
- 無料
- 主催:
- 日本女子大学現代女性キャリア研究所
12月14日に「ワークとライフをつなぐ働き方を考える」と題する、シンポジウムを開催いたしました。当日は約100名を超える参加者を迎え、盛大な会となりました。
第一部は基調講演として、元日本女子大学心理学科教授で現在、IPI総合的心理療法研究所 顧問の平木典子先生をお招きし、心理学の視点からご講演いただきました。
第二部では、パネリスト報告として、筑波大学の田中洋子教授から「ワークとライフをつなぐ柔軟な働き方―ドイツ企業で普及するパートタイム・ジョブシェアリング」、PwCコンサルティング合同会社主任研究員の松原光代さんから「日本企業の柔軟な働き方をめぐる人事管理制度の課題―ドイツ企業との比較で考える」、椙山女学園大学の加藤容子教授から「ワークとライフの相乗効果」について、お話頂きました。その後、平木先生も含めた登壇者と本研究所所長大沢真知子をコーディネーターとして、フロアからの質問を交えたパネルディスカッションを行いました。
2019年度シンポジウムのお知らせ
- 日付:
- 2019年12月14日(土)
- 時間:
- 13:00~16:30(開場:12:30~)
- 場所:
- 日本女子大学(目白キャンパス) 成瀬記念講堂
- 参加費:
- 無料
- 主催:
- 日本女子大学現代女性キャリア研究所
来る12月14日、「ワークとライフをつなぐ働き方を考える」と題する、シンポジウムを開催いたします。
基調講演は、元日本女子大学心理学科教授で現在、IPI総合的心理療法研究所 顧問の平木先生をお招きし、心理学の視点からご講演いただきます。さらに多方面のパネリストもお招きし、議論を深めてまいります。
ご多忙の折とは存じますが、どうぞお越しください。
テーマ:ワークとライフをつなぐ働き方を考える
<第1部> 基調講演
「ライフキャリアという考え方ーワークとライフをつなぐために」
:平木典子(IPI総合的心理療法研究所 顧問、元日本女子大学教授)
<第2部>
パネリスト報告
「ワークとライフをつなぐ柔軟な働き方ードイツ企業で普及するパートタイム・ジョブシェアリング」
:田中洋子(筑波大学教授)
「日本企業の柔軟な働き方をめぐる人事管理制度の課題―ドイツ企業との比較で考える」
:松原光代(PwCコンサルティング合同会社 主任研究員)
「ワークとライフの相乗効果」
:加藤容子(椙山女学園大学教授)
全体討論
コーディネーター:大沢真知子(現代女性キャリア研究所 所長)
お申込の際は、件名を「シンポジウム申込み」とし、
氏名・連絡先・所属(ある場合のみ)をご記入の上、
下記アドレスにメールでお送りください。
riwac()fc.jwu.ac.jp
※ ()を@に変えてお送りください。
詳細はコチラ
2018年 シンポジウム
- 日付:
- 2018年12月8日(土)
- 時間:
- 13:00~16:35
- 場所:
- 新泉山館
- 参加費:
- 無料
12月8日午後、新泉山館にて本研究所10周年記念シンポジウム「女性の活躍推進と働き方改革」を開催いたしました。当日は約100名に及ぶ参加者を迎え、盛大な会となりました。
第1部では、研究所10年のあゆみの他、カルビーシニアチェアマン松本晃氏から「ダイバーシティ経営と女性活躍推進」について、法政大学武石恵美子先生から「女性の活躍推進の課題」、政策研究大学院大学の黒澤昌子先生から「両立支援と柔軟な働き方」についてお話いただきました。
第2部では、武石先生、実務家として三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱の矢島洋子さんをお迎えし、大沢真知子所長を含めた3人によるパネリスト講演、質疑を交えたパネルティスカッションを行いました。
具体的な課題提示や解決策に関する議論まで行われ、非常に有意義なシンポジウムとなりました。
末筆ながら、関係者の皆さま方にはこの場を借りて御礼を申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
2018年度 設立10周年記念シンポジウムのお知らせ
- 日付:
- 2018年12月8日(土)
- 時間:
- 13:00~16:35(開場は12:30)
- 場所:
- 日本女子大学(目白キャンパス) 新泉山館1階 大会議室
- 参加費:
- 無料(要申込み)
- 主催:
- 「女性の活躍を推進する働き方に関する調査研究」(基盤研究B)・現代女性キャリア研究所 共催
弊所は今年設立10周年を迎えるにあたり、
下記のとおり「女性の活躍推進と働き方改革」と題し、10周年記念シンポジウムを開催いたします。
ご多忙の折とは存じますが、どうぞご参加ください。
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第Ⅰ部 講演ー女性の活躍推進とワークライフバランス
*「ダイバーシティ経営と女性活躍推進」松本 晃(カルビー シニアチェアマン)
*「RIWACの10周年を振り返り国際比較から日本の女性労働の課題を探る」
大沢真知子(日本女子大学 現代女性キャリア研究 所長)
*「女性の活躍推進と働き方改革」武石 恵美子(法政大学 教授)
*「海外との比較」 黒澤 昌子(政策研究大学院大学 教授)
第Ⅱ部 女性活躍を推進する働き方に関するパネルディスカッション
<パネリスト>
黒澤昌子(政策研究大学院大学 教授)
武石恵美子(法政大学 教授)
矢島洋子(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
大沢真知子(日本女子大学 現代女性キャリア研究 所長)
詳細はコチラ
※要申込
件名を「シンポジウム申込み」とし、氏名・連絡先をご記入の上、
riwac@fc.jwu.ac.jp までお送りください。
2017年度シンポジウム報告
- 日付:
- 2017年12月16日(土)
人口減少社会のなかで、女性の労働参加は不可欠とされています。また、職場では人材不足によって女性に対する期待はますます大きくなっています。しかしながら、女性の管理職割合は依然として低く、女性は管理職になることに消極的であるといわれています。
本シンポジウムでは、「なぜ女性は管理職になりたがらないのか」をテーマに、心理学や社会学の研究成果をもとにその原因について考えるとともに、性差を超えた新たなリーダーシップ像を展望しました。
<第1部> 基調講演
「性差を超えた新たなリーダーシップの構築を」と題して日本女子大学名誉教授の本間道子先生による基調講演をいただきました。
社会心理学の研究をもとに女性のリーダーシップ(昇進意欲)の問題、リーダーシップ役割の適合性、新たな時代に向けての社会変動のなかでの新たなリーダーシップ志向などについてご説明いただきました。
<第2部> パネルディスカッション
続いて、2人のパネリストから社会学の視点から、社会心理学の視点から本シンポジウムのテーマ「なぜ女性は管理職になりたがらないのか」についてご報告いただきました。
第1報告「若年層男女の管理職志向」では、聖心女子大学の大槻奈巳先生から日本の企業の女性管理職が少ない理由をはじめ、就職超氷河期に就職した男女の管理職志向調査と新入社員の管理職志向(入社1年目と2年目)調査結果が紹介されました。
第2報告「女性の昇進を阻む心理的・社会的要因」では、広島大学坂田桐子先生から女性の昇進意欲を阻害する要因と女性の昇進意欲を高めるために考える課題、有効なリーダーシップなどついて報告されました。
その後、講演者及びパネリスト、コーディネーター(当研究所所長大沢真知子)による全体討論が行われ、フロアも交えた活発な意見交換が行われました。
講演の詳細については、次号『現代女性とキャリア』第10号(2018年10月頃発刊予定)に掲載されます。