日本女子大学 現代女性キャリア研究所 RIWAC Research Institute for Women and Careers

イベント

報告研究会「21世紀の日本におけるジェンダー、政策、家族形成」

日付:
2019年1月25日(金)
時間:
10:00~12:00
場所:
日本女子大学現代女性キャリア研究所
講師:
福田節也先生

来る1月25日、国立社会保障・人口問題研究所、研究員の福田節也先生をお招きして、研究会を開催しました。
合計特殊出生率とジェンダー統計との関連について、様々なデータを人口学の観点からご説明頂きました。女性における独身就業傾向の高まりや、学歴下方婚の増加等、新しい知見をご紹介くださり、とても学びの多い研究会となりました。

報告研究会「アメリカの共働き世帯のワークライフバランスの実態」

日付:
2018年5月22日(火)
時間:
14:00~16:00
場所:
政策研究大学院大学
講師:
Brigid Schulteさん
参加費:
無料

来る5月22日、Brigid Schulteさんをお招きして、アメリカの共働き世帯のワークライフバランスの実態についてご講演頂きました。

Schulteさんは、元ワシントンポストの記者であり、現在アベフェローショップを受け、日本の過労死について取材するために来日されました。

2015年3月に出版されNYTimesでベスト・セラーとなった注目の著書”Overwhelmed How to Work, Love and Love when no one has the time”を元に、アメリカ人の長時間労働における実態や余暇時間の重要性についてお話頂きました。
当日は研究者や大学生も交え、活発なディスカッションが行われました。

報告研究会報告「成果主義やWLBは男女間格差を縮小させるのか」

日付:
2018年2月23日(金)
場所:
現代女性キャリア研究所
講師:
児玉直美先生

一橋大学大学院の児玉直美先生より、成果主義やWLB施策が男女間格差に与える影響についての最新の研究をご発表頂きました。

量的データを用いた分析から、WLB施策、昇進、職務給と男女間格差の関係についてのご報告がなされ、参加者との活発なディスカッションが行われました。

報告研究会報告

日付:
2017年12月18日(月)

12月18日、Dr. Eunmi Mun, Assistant Professor(Department of Sociology and School of Labor and Employment Relations University of Illinois at Urbana-Champaigns)をお招きして、“Unpacking the Welfare State Paradox: Corporate Responses to Parental Leave Policies in Japan’’と題した研究会を行いました。
日本における1992年育児休業法及び2005年次世代育児支援対策推進法に対する女性雇用者への影響分析などが紹介され、多くの示唆を得ることが出来ました。

報告研究会報告

日付:
2017年6月30日(金)

シカゴ大学ライフ・ルイス記念特別社会学教授/経済産業研究所客員研究員を勤められる山口一男先生をお招きし、研究会を開催いたしました。2017年5月刊行の自著『働き方の男女不平等―理論と実証分析―』(日本経済新聞出版社)をもとにご報告いただきました。

これに先立ち、 SONG Jing先生(香港中文大学)と ISHIGURO Kuniko先生(東京国際大学)により、Women’s Entrepreneurship in Japan and China と題する調査研究報告をいただきました。

関心の高いテーマに参加者からの質問も相次ぎ、実り多い研究会となりました。

研究会のお知らせ

日付:
2017年6月30日(金)
場所:
日本女子大学(目白キャンパス) 新泉山館2F会議室1・2
参加費:
無料・要申込
主催:
日本女子大学現代女性キャリア研究所

来る、2017年6月30日(金)に、研究会を開催いたします。

 第一部 10:30-12:00 Women’s Entrepreneurship in Japan and China 
  Presentation and Discussion by SONG Jing & ISHIGURO Kuniko(English only)
 第二部 13:30-15:30「働き方の男女不平等―理論と実証分析―」
       山口一男先生(シカゴ大学ライフ・ルイス記念特別社会学教授)
※一部のみ、二部のみの参加も可能。

お申込の際は、所属、氏名、連絡先をご記入の上、下記アドレスにメールでお送りください。
riwac()fc.jwu.ac.jp
※ ()を@に変えてお送りください。

詳細はこちら

研究会開催のお知らせ

来る3月1日、現代女性キャリア研究所主催の研究会を開催いたします。

 

「日中韓の経済学実証分析」

講師: 石塚浩美先生

 

日時:3月1日(水)12:30~14:30

場所:日本女子大学現代女性キャリア研究所

参加費:無料

 

参加ご希望の方はお名前とご所属を明記の上、

本研究所(riwac@fc.jwu.ac.jp)までご連絡下さい。

講演会のお知らせ

日付:
2017年10月26日(木)
時間:
10:30~12:00
場所:
日本女子大学百年館高層棟502・503会議室
講師:
エミリー・ムラセさん
参加費:
無料

来る10月26日、エミリー・ムラセさん(サンフランシスコ市議会議員)をお招きして、「男女平等な職場づくり:「姉妹に学ぶこと」」について、講演会を行います。
是非ご参加ください。(参加費無料・要申込)
ご参加を希望される方は所属・氏名・連絡先(メールアドレス)を明記の上、下記までご連絡ください。riwac(@)fc.jwu.ac.jp     ※括弧を外してご利用ください。

エミリー・ムラセさん略歴
UCサンディエゴの大学院にて国際関係を学び修士を取得後、スタンフォード大学で博士号を取得
受賞歴 2015 Modern-Day Abolitionist Award for Government Policy
現在 サンフランシスコ市議会議員、サンフランシスコと大阪の姉妹都市協定の役員を務めており、人権擁護委員、女性市長ネットワーク委員等多くの委員会でご活躍中

概要
平等な給与。柔軟な勤務時間。有給の産休/育休。保育に携わる人々の賃金の向上。セクシュアルハラスメントのデータ。給与履歴の提出要求禁止。DV被害者の救済。サンフランシスコはこのようにして職場での男女平等を促進しています。1998年、サンフランシスコは国連の女子差別撤廃条約を反映した条令を制定した、世界で初めての都市になりました。それ以来、サンフランシスコ女性地位局は女子差別撤廃条約に関する条例を監督し、職場における男女平等を促進してきました。エドウィン・リー現市長は男女平等を政策の優先事項としていましてサンフランシスコの職場における男女平等の促進方策をシェアしたいと考えています。

報告研究会報告「日本の非正規雇用を理解するために(Implications from Ryo Kambayashi and Takao Kato “Good Jobs, Bad Jobs, and the Great Recession: Lessons from Japan’s Lost Decade”)」

日時:
2017/2/27
場所:
現代女性キャリア研究所
講師:
神林龍先生
参加費:
無料

 一橋大学経済研究所の神林龍先生をお招きし、「日本の非正規雇用を理解するために(Implications from Ryo Kambayashi and Takao Kato “Good Jobs, Bad Jobs, and the Great Recession: Lessons from Japan’s Lost Decade”)」の研究会を開催いたしました。

 「非正規雇用とは誰のことか」、「非正規雇用増加の背景」、「非正規雇用の処遇改善策」についてデータを用いて丁寧にご説明頂きました。

 女性のキャリアを考える際に欠かせない非正規雇用についての定義を確認でき、大変有益な勉強会となりました。

報告研究会報告「著者に聞く:大槻奈巳『職務格差―女性の活躍推進を阻む要因はなにか』」

日時:
2017/1/20
場所:
現代女性キャリア研究所
講師:
大槻奈巳先生
参加費:
無料

 聖心女子大学の大槻奈巳先生をお招きし、職場における男女格差がいかにして作り出され維持されていくのかについて、2015年に出版されたご著書『職務格差―女性の活躍推進を阻む要因はなにか』に収録された豊富な研究成果とそこから導きだされた知見について、ご報告をいただきました。

 ご報告から、職場には女性が男性より不利になる構造があり、明確な根拠のない前提によって女性が職場から排除されて職務格差が形成されるメカニズムがあることがわかりました。職能制度から職務を評価した賃金制度の導入、評価基準の再検討などが性別職務分離を解消させる重要な方策となることへの理解が深まりました。

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