日本女子大学 現代女性キャリア研究所 RIWAC Research Institute for Women and Careers

イベント

報告RIWAC第2回研究会

12月15日(金)16:00~18:00 シドニー大学准教授の米澤陽子先生とラ・トローブ大学准教授のエマ・ダルトン先生をお迎えして、研究会をハイブリッドで開催いたしました。米澤先生には「国会における女性政治家の話し方に関する考察」、ダルトン先生には「東京都議会女性議員の「女性」に関する発言の分析」ということで、政治と女性のかかわりに新しい視点を得る機会となりました。学内の先生方や学生に加えて、遠方の他大学や海外の大学の方も参加いただき、多くの質疑応答も行われ、盛況のうちに終了いたしました。

RIWAC第2回研究会のお知らせ

日付:
2023年12月15日(金)
時間:
16:00~18:00
場所:
日本女子大学目白キャンパス百年館504会議室
 現代女性キャリア研究所では12月15日(金)に第2回研究会を開催いたします。
 ご関心のある方はどなたでも参加できます。
 下記のURLまたはQRコードからお申し込みください。

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報告中尾友紀先生研究会

9月21日(木)18:00~19:30 日本女子大学人間社会学部教授の中尾友紀先生をお迎えして、研究会をハイブリッドで開催いたしました。男女差がある遺族年金は、男女平等の観点から今後、その解消が求められることになります。今後の遺族年金のあり方について、働く女性という視点で考える機会を提供いただきました。学内の先生方や学生に加えて、遠方の他大学からも多くの方に参加いただき、多くの質疑応答も行われ、新しい知識や視点を得る貴重な機会となりました。

報告「夏のキャリア・スタートアップセミナー」開催

9月19日(火)、20日(水)の2限・3限・4限に、清泉女子大学教授の安斎徹教授をお迎えして、『夏のキャリア・スタートアップ・セミナー ~アニメ映画とワークショップを通じて、これからのキャリアを考えよう!~』を日本女子大学の学生向けに開催いたしました。身近なアニメ映画や参加型のワークショップを通じて、これからのキャリア(生き方・働き方)を考えるきっかけを提供し、今後のキャリア形成に向けて自ら考え、自ら行動する意欲を醸成する機会となりました。こうして「一歩」を踏み出すきっかけになった二日間は、参加してくださった学生の皆さんの貴重な経験となり、大変好評をいただきました。

RIWAC第1回研究会(共催:日本女子大学社会福祉学会定例研究会)

日付:
2023年9月21日(木)
時間:
18:00~19:30
場所:
日本女子大学目白キャンパス120年館地下1階(12010)
現代女性キャリア研究所では9月21日に第1回研究会を開催いたします。
ご関心のある方はどなたでも参加できます。
下記のURLまたはQRコードからお申し込みください。
テーマ:「遺族年金を考える」
講師:中尾友紀(日本女子大学人間社会学部教授)

遺族年金には男女差がある。男女平等の観点から今後、その解消が求められることになるが、男女の賃金格差が縮まらない限り、その解消は女性を不利にする。今後の遺族年金のあり方について、働く女性という視点で考えたい。

参加費:無料
申し込み方法:https://forms.office.com/r/rQJhZP83ew(9月21日10時までに要申込)
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報告大谷碧氏研究会

3月16日(木)15時~リクルートワークス研究所大谷碧氏をお迎えして、研究会を開催いたました。リクルートワークス研究所で行われた2つのアンケート調査から、コロナ禍の家事や育児への影響やテレワークに関わる分析などについてご講演いただきました。質疑応答の際には活発な意見交換も行われ、意義深い研究会となりました。

報告ダリット先生研究会

3月8日(水)10時~イスラエルにあるテルアビブ大学のダリット・ブロッシュ先生をお招きして、研究会を開催いたました。ダリット・ブロッシュ先生からは、イスラエルにおける様々な分断の状況やLGBT、女性労働の状況などをご講演いただきました。日本とも類似した課題も見られるなど、大変示唆に富む内容となりました。本学文学部の高梨博子教授に同時通訳いただき、フロアからの質疑も行われ、大変有意義な研究会となりました。

報告ベステさん研究報告会

121615時~現代女性キャリア研究所インターンシップ生のセビンディク・ベステさん(1011日~約2月間滞在)による研究報告会が開催されました。ベステさんは、日本における女性音楽家の職業生活に関する調査としてアンケート調査及びインタビュー調査を実施され、女性音楽家のキャリア形成の状況と直面する課題について報告いただきました。フロアからも質問や感想などが寄せられ、大変有意義な研究会となりました。 

公開研究会 「韓国における WELL-DYING の取り組み」 (多世代交流研究会・日本女子大学社会福祉学科共催)

日付:
2023年3月10日(金)
時間:
18時~19時30分(終了予定)
場所:
Zoom によるオンライン開催

【報告者】 ジュ・ジヒュン先生(ダハム研究所所長・明知大学社会福祉学科兼任教授)
【通訳・コメント】 パク・スキョン先生(江原大学比較法学研究所研究教授)
【企画の趣旨】
多世代交流研究会では2018年2月に、韓国で多世代交流の研究と実践を行っている研究者3名をお招きして、ワークショップ「世代間交流と世代統合」を日本女子大学現代女性キャリア研究所との共催で開催いたしました。
そのワークショップの報告者のおひとりであるジュ・ジヒュン先生は、この数年のコロナ禍の中、ソウル地域の中高年者を対象に well-dying に関する講義を行ってこられました。
今回の公開研究会では、ソウルと日本をオンラインで結び、なぜいま韓国で well-dying の問題に取り組んでいるのか、またソウルで行った講義の内容はどのようなものなのか、受講生の反応はどのようなものだったのか等についてお話いただきます。
使用言語は韓国語と日本語で、通訳は江原大学のパク・スキョン先生です。
【当日の進行】
・企画趣旨 増田幸弘(日本女子大学教授)
・報告 ジュ・ジヒュン
通訳 パク・スキョン
・コメント パク・スキョン
圷洋一(東京都立大学教授)
神尾真知子(日本大学特任教授)
・ディスカッション
【参加費】 無料
【申込先】 多世代交流研究会(担当:増田幸弘)
tasedaijwu@gmail.com
※上記メールアドレス宛に、
お名前、ご所属、「公開研究会参加希望」
とお書きいただいたメールをお送り下さい。
折り返し、zoom の URL をお送りいたします。

この公開研究会は JSPS 科研費(18K02169、21K02054)の助成を受けて開催されるものです

公開研究会「リスク・安全・『コロナ禍』:3つの社会学的視点の吟味」 (多世代交流研究会・日本女子大学現代女性キャリア研究所共催)

日付:
2022年12月16日(金)
時間:
18:00~19:30
場所:
Zoomによるオンライン開催

【企画の趣旨】
未知の感染症の蔓延という未曾有の事態に対して当初私たちはただ狼狽するだけでした。収束というには時期尚早であるにせよ、ある程度の落ち着きを取り戻したいま、「コロナ禍」を通して見えてきた社会的課題を原理的かつ実証的に炙り出すことは社会科学の営みに参画する者の知的・倫理的な使命といえるはずです。そのような認識のもと、私たち多世代交流研究会では、社会学者の相澤哲さんをお招きして、「世代」間の交流を阻む目下の社会的な排除と分断の深層構造を読み解くための「視点」を洗い直すとともに、状況の可視化に資するための「言葉」を再点検したいと考えました。
「リスクの回避」や「安全のため」という名目で、私たちはいったい何を奪われ、何を失ってしまったのでしょうか。あるいは、私たちは「コロナ禍」をきっかけとして、もともと何か大切なものを奪われ続け、失い続けてきたことへの気づきを得ることで、あらためて何を考え直し、何を築き直す必要があるのでしょうか。
これら抽象的かつ原理的な「問い」の宛先、つまり「コロナ禍」で炙り出されてきた諸課題とは、制度的「福祉」の取り決めと取り組みが後回しにしてきた種々の抑圧的状況であるといえます。たとえば、「ケア労働」従事者をはじめ労働者や市民としての正当な権利が蝕まれ続けてきたエッセンシャルワーカー(各種のポスト・インダストリー労働者)。また、メリトクラシー(能力主義や学歴社会)を筆頭に各種の物象化現象(人間の物化と道具化)が交差する地平で非人道的搾取や人称的かつ構造的な暴力に直面するヤングケアラー、ひきこもり者、性産業従事者。その他様々なかたちで「ホーム」(生の拠点・本拠)を奪われ失い続けてきた人々。
こうした人々の権利の尊重や地位の向上、そしてアイデンティティの社会的・政治的な承認が理論的・実践的課題として提起されて久しいですが、それら関係論的・象徴的次元の取り組みは、事実上、制度的「福祉」の射程圏から排除され続けています。「ホーム」の剥奪・喪失により脆弱化した個々人の生を取り戻すための「連帯」と「共生」のあり方を、「世代」という水準で考え直そうとするとき、私たちはいったい何を誰に向けてどのように語ればよいのでしょうか。当日はこのような原理的かつ実践的な課題を考え抜くための「言葉」と「視点」を、自由な対話を通して鍛え上げたいと思います。

【当日の進行】
・企画趣旨 圷洋一(東京都立大学)
増田幸弘(日本女子大学)
・報告        相澤哲(田園調布学園大学)
・コメント 神尾真知子(日本大学)
黒岩亮子(日本女子大学)
・ディスカッション

【参加費】無料
【申込先】多世代交流研究会(担当:増田幸弘)
tasedaijwu@gmail.com
※上記メールアドレス宛に、
お名前、ご所属、「公開研究会参加希望」
とお書きいただいたメールをお送り下さい。
折り返しzoomのURLをお送りいたします。

この公開研究会はJSPS科研費(18K02169、21K02054)の助成を受けて開催されるものです。

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