日本女子大学 現代女性キャリア研究所 RIWAC Research Institute for Women and Careers

イベント

「女性の活躍推進と司法の課題~中国電力男女賃金差別事件・控訴審判決から見えてくるもの~」

日付:
2014年6月20日(金)
時間:
18:00~20:00

来る2014年6月20日18時~本学にて、「女性の活躍推進と司法の課題―中国電力男女賃金差別事件・控訴審判決から見えてくるもの」と題し、宮地光子弁護士の基調講演を行います。
詳細は以下のとおりです。

場所:日本女子大学新泉山館第3・4会議室(目白キャンパス)
時間:18:00~20:00(開場:17時30分~)
基調講演:宮地光子氏(弁護士)
ゲスト:長迫忍氏(中国電力原告)、森田豪氏
申込不要、参加費無料

概要(宮地弁護士より)
昨年7月、広島高裁は、中国電力男女賃金差別事件の判決の中で、「賃金額において、男女間で、層として明確に分離しているとは言えない」ことを理由に、女性差別には当たらないとの判断を示した。しかしこの男女間の「分離」を、統計学の専門家は、男女が平等に扱われているとすれば、起こりえない分離であると断じ、現在、最高裁で係争中である。この事件から見えてくる、司法判断の問題点と課題を検証したい。

<宮地光子弁護士プロフィール>
1979年4月 弁護士登録
大阪弁護士会所属
2002年1月 女性共同法律事務所開設
働く女性たちのネットワーク組織「ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN)」世話人・住友メーカー三社男女賃金差別事件などの男女賃金差別事件を担当。
著書に「女の労働基準法」(共著・労働旬報社)、「平等への女たちの挑戦―均等法時代と女性の働く権利」(明石書店)「男女賃金差別裁判―公序良俗に負けなかった女たち」(監修・明石書店)など。

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