日本女子大学 現代女性キャリア研究所 RIWAC Research Institute for Women and Careers

ワークショップ

報告「男女共同参画のための研究と実践の交流推進 フォーラム(NWECフォーラム)」国立女性教育会館にてワークショップを実施

日時:
2012年8月24日(金)、8月25日(土)、8月26日(日)

報告

さる8月24日(金)から26日(日)の3日間、国立女性教育会館にて「男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム(NWECフォーラム)」が開催されました。

現代女性キャリア研究所では25日・土曜日の午後に、「就労支援として、いま何が求められているのか~<女性とキャリアに関する調査>5155人の調査結果から~」と題したワークショップを実施、収容人数30人の教室でしたが、ほぼ満員となる32人の参加者を得ました。

ワークショップでは、当研究所が昨年秋に行った、首都圏5155人の高学歴女性を対象とした調査結果をもとに、女性の就労実態や就労意識について6人の研究員がそれぞれの視点から報告(詳細は下記参照)、その後、女性の就労支援の現状や方向性について、フロアとの意見交換を行いました。地方で女性の就労支援にあたられている参加者から、非正規雇用でキャリアが細切れになってしまう女性たちの厳しい状況が報告されるなど、フロアからも積極的な質問や意見が出されました。予定時間の2時間を15分ほど延長することになりましたが、研究員にとっても学ぶことの多い有意義なワークショップとなりました。参加者の皆様に、この場をおかりしてお礼を申し上げます。

なお、ワークショップで報告した調査につきましては、当研究所の紀要『現代女性とキャリア 第4号』に結果の概要が掲載されております。また、10月に「女性とキャリアに関する調査」結果報告書が当研究所のホームページ上にアップされました。ご関心をおもちの方は、ぜひホームページをご覧ください。

NWECフォーラム・ワークショップ・報告内容

「就労支援として、いま何が求められているのか
~〈女性とキャリアに関する調査〉5155人の調査結果から~」

1.「女性とキャリアに関する調査」調査概要と対象者~高学歴女性5155人の5つの就労パターンとその特徴~(盧回男)
2.誰が初職を継続しているのか(三具淳子)
3.断続するキャリア~転職・再就職層に着目して~(杉浦浩美)
4.非正規雇用から始まった女性のキャリア(斎藤真由子)
5.非就業女性の現状と就業意欲~非就業女性の就業支援にむけて~(御手洗由佳)
6.女性のキャリア志向と社会経済状況~「氷河期世代」に着目して~(仲田周子)
7.フロアとのディスカッション

国立女性教育会館の夏のフォーラムにてワークショップを実施

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